・どれくらいの頻度や回数で褒めれば良いかわからない
・いつも注意ばかりしている
・褒めるメリットは何?
20年前は注意されたり、目で見て覚えろなどと言われることがほとんどで、褒められたことなど数えくくらいしかなかったように記憶しています。
もちろん私も社会人になったばかりでは同じ経験をしっていました。
褒められることなく注意、指摘を受けて育った私からすると褒める事に違和感を覚えるのですが、今では人は褒めて育てることが当たり前になってきています。
おそらく今の時代に注意や見て覚えるという考え方はそぐわないのではないでしょうか。
もちろん私が勤めている会社でも同じです。
過去の私の考えを部下に説明してやらせてしまったらと思うと怖いものです。
今の時代に昔の指導方法で部下を育てるとほとんどの人は耐えられず退職するんだろうなと思います。
ではどうすべきか。
結論は「褒める」ことです。
もっと言うと褒め倒すことです。
この記事はこれまでとは逆の指導方法である「褒める」理由について解説していきます。
この記事を読めば褒める理由が分かり、褒める事での効果がわかります。
最終行きつく先は「褒める=会社の貢献=あなたの評価」に繋がります。
褒めるとモチベーション向上⇒会社の成績向上⇒あなたの評価に繋がる
まず褒める理由です。
★褒める理由★
・モチベーションが上がる
・人が育つ
・会社の成績に貢献する
・あなたの評価に繋がる
一つづつ解説していきます。
モチベーションが上がる
褒められて嫌な顔する人はいないでしょう。
むしろ今の時代褒められたい若者がほとんどなのではないでしょうか。
であれば、褒めてほしいというニーズに答えてあげましょうという話です。
「昔は褒めることなどなかった!」という考えがまだ根付いていれば捨ててください。
単純にニーズに答えるだけです。
物を売る時もお客様のニーズにあったものは購入されますよね?
考え方は似ていると思います。
褒めると相手はどんな気分になるでしょうか?
仕事のやる気が瞬間的にでも上がりますよね。
モチベーションを継続させるかどうかはあなたの腕次第です。
人が育つ
モチベーションが上がれば仕事の「やる気」に繋がります。
新しい仕事をお願いしても快く引き受けてくれることでしょう。
そうすると自然と相手のスキルは上がり人が育つのです。
仕事の教え方については【仕事教え方ガイド】教え方には流れがある!たった1つのコツを解説をご覧ください。
仕事を任せる前に考えることもあります。
詳しくは【全員の仕事を把握せよ!】任せる前に絶対に考えるべき1つの事をご覧ください。
会社の成績に貢献する
人が育つと考える力が付き、仕事に対する意見や感想がでるようになります。
店舗とお客様で例えると「アンケート」のようなものです。
あなたが気づいていない箇所の意見や感想を述べてくれる大変ありがたい存在に生まれ変わるのです。
これがアンケートの声に答えていくとお客様の満足度(顧客満足度)はあがりますよね。
そうなると店舗のファン、リピーターになり、商品を購入してくれる。
つまり会社の利益が増えるのです。
会社は求める最終の部分は利益ですからね。
あなたの評価に繋がる
正直何よりここが一番重要ですよね。
会社の利益が伸びなくても頑張りだけでも評価してほしいと思うものです。
直属の上司なら頑張りを評価してくれるでしょう。
それが社長となればどうでしょう?
あなたが社長と仮定して、部下が100名いたとして
なかなか難しですよね。
そうなると結局は本人、もしくは部署内の数値で判断せざるを得ないのです。
数値を上げる対策の一つとして ・モチベーションが上がる (上がると) ・人が育つ (育つと成長に繋がり) ・会社の成績に貢献する (数値が伸びれば当然) ・あなたの評価に繋がる
冒頭でお話しした「褒める=会社の貢献=あなたの評価」に繋がりますね。
褒める練習をして習慣付けよう!
普段の仕事の中で部下の良い所を見つける練習をしましょう。
何を見つけるのか?知りたいですよね。
正解は「何でも良い」です。
「それでは困る」という人のために例をいくつか紹介します。
・仕事が早いと感じた時
・仕事が早くなってきたと思った時
・新しい仕事をこなした時
・汚れに気づいて清掃した時
・以前伝えたことが一つでもできた時
・出勤時間が早くなった時
・机の整理整頓ができていると感じた時
・挨拶の声が大きかった時
・笑顔が増えたと感じた時
・対応スピードが速くなった時
・お客様に褒められた時
言い出すと無限に出てきそうですね。
本当に何でも良いのです。
常日頃から褒めるところを探してみてください。
そして見つけたらチャンスです!
サッと褒めましょう。
それが練習になり、習慣になってきます。
褒め方や褒める鵜メリットについては【部下は褒めて成長させよ!】一番大事な「具体的」を解説でご覧ください。
9割褒めて1割お願いの精神を忘れずに!
褒める練習をしていく中でそのまま本番突入です。
9割褒める練習してみて
「よし!今日から本番!」と意気込む必要はなく、自然に本番へ突入です。
毎日の仕事の中で何回褒めたかカウントしてみます。
大事なことは9割という数字にとらわれない事だと私は思っています。
10回あるうちの9回褒めるとかそこまでこだわる必要はなく、達成しなかったからと凹むこともありません。
結論、それくらい「しっかり褒めることを意識して実践しましょう」という話なのだと思います。
褒め倒す人で嫌われ者はいないはずです。
むしろ人は褒められたいから寄ってくるでしょう。
1割お願い。大事なのは「注意」ではなく「お願い」
褒め倒していると1割のお願いもすんなりと聞き入れてくれます。
人とはそういうものです。
ここで大事なのは「注意」ではなく「お願い」です。
いつもあなたの周りの床にゴミが落ちていますよ。
上は注意ですよね。
しは下はどうですか?
あなたの周りの床にゴミが落ちているので拾っておいてもらっても良いですか?
大分印象が違いますよね。
いつもあなたの周りはと「いつも」と言ってしまうと嫌味にも聞こえてしまいます。
悪意は捨てましょう。
簡単に説明すると下のようになります。
このように「お願い」するんです。
そして「お願いします」ではなく「お願いできますか?」と疑問形にすると命令されているようには捉えられないですよね。
大事なポイントは「お願いすること」です。
私は正直まだ褒め倒せる域ではありません。
今後も継続して褒める意識を持ち、あなたと一緒に精進したいと思います。
まとめ
結論、注意よりもとことん褒めるポイントを探して褒め倒そうという話です。
だから本当に9割褒めることに意識を向ける必要はありません。
練習を重ねていくと自然になりますし、練習でも相手にとっては嬉しいですよね。
「私は今褒める練習しています」と断言する必要もありません。
褒める事でのデメリットはなく、メリットが大きいのです。
あなたも明日の仕事から取り入れてみてください。
この章があなたの人生にとって役に立ち、一つでも悩みを解決することが出来れば幸いです。
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