・褒めろと言われてもどう褒めるかわからない
・自分は褒められたことがない
・部下を育ててあげたいけどどうすれば良いかわからない
20年以上前は部下を褒めて育てるという考え方は私にはありませんでした。
しかし今では「褒める9割、注意1割」みたいなことが言われています。
褒める9割、注意1割の理由については9割褒めて1割注意をご覧ください。
褒めることをせずに悪い事ばかり指摘していると嫌な顔されるだけではなく、やる気を損ねてしまいます。
昔に比べてかなりデリケートです。
だから実は私のような40歳代や更に上の50歳以上の方は今の指導方法になじめず悩んでいるのです。
だから若い世代の方はそんな私達に対して「褒め方を知らないんだな」くらいに思っておくと気持ちが楽なのではないでしょうか。
実際に新卒の年代の考え方、30歳の考え方、私のような40歳の考え方では全く違います。
そういう時代なのです。
私はそれに合わせるしかないのです(笑)
私は今年で40歳になり、今の時代に頭を切り替え、文庫本を読み、実践し褒める事の大切さを学びました。
確かに本に書いているように褒めるとやる気を出してくれるのです。
なんなら「褒めてください!」とアピールしてくる人までいます。
そんな人は素直に褒めます。
結果成長を遂げて一人前以上の仕事ぶりを見せてくれており今も大変助られています。
本当に感謝しています。
この記事では褒める事の大切さについて書いています。
この記事を読むことで褒め方が上手くなるだけではなく、部下のやる気を引き上げてチーム力が増し、間接的に会社の売り上げに影響を与えます。
褒めるだけで様々な効果があるのです。
褒めることによる効果は無限!
褒める事でデメリットは一切なく、メリットしか残りません。
それならば褒めた方が良いですよね?
褒めるメリット
・嬉しくなりやる気がでる
・また褒められたいという気持ちが密かに湧く
・成長に繋がる⇒仕事を任せられる⇒あなたの仕事量が減る⇒チームが円滑になる⇒成績UP
その他にも沢山あります。
褒めることでの効果は無限ですね!
どれくらい褒めれば良いかについては【部下は褒め倒せ!】9割褒めて1割お願いくらいが調度良い!?をご覧ください。
実は褒める場所が重要
あなたは部下を指摘する時、何処でどんなタイミングで指摘しますか?
朝礼の場?休憩中?普通に勤務している流れの中?会議室など別室?
指摘する場所については【部下を指導する場所を理由付きで解説】守らないと信用を失います!をご覧ください。
指摘するタイミングについては【仕事のミス】起きた直後に指摘せよ!ご覧ください。
では逆に褒める場所とタイミングはいつですか?
こんなこと考えたこと無いという人が多いのではないでしょうか。
タイミングについては大体分かる通り成果など物事が起こってそれを耳にしたり見た直後ですよね。
では場所はどうですか?
考えたことあるでしょうか?
正解は【みんながいる場所】です。
あえてみんながいる場所で褒めてモチベーションに繋げるテクニック
何故みんながいる場所で褒める必要があるのかを解説します。
みんなの前で「良くやった!」「さすがだなぁ」「おめでとう」などと言われると恥ずかしですよね。
でも恥ずかしい反面嬉しくないですか?
人間褒められて腹が立つ人はいないはずです。
褒められている所を想像してみてください。
恥ずかしいいけど心底嫌ということは無いはずです。
むしろ心の中では「ニヤッ」としていませんか?
ドラマでも見たことないですか?
朝礼などでホワイトボードを使って売り上げ発表する場面。
みんなから「おめでとう」という言葉が飛んできます。
すごく利にかなっているなぁと記事を書きながら思います。
一日とはいかなくとも、少しの間褒められた余韻が残り、仕事の意欲は増します。
これは会社にとってはプラスでしかありません。
だから褒める時はみんながいる場所で褒めるのです。
褒め方にもポイントがある!
褒め方にはポイントがあると私は考えています。
①トーンを上げる!
②超笑顔!
③大げさに!
この3つを意識して褒めてみてください。
超オーバーに言葉を汚く例を出しますね。
おめでとう!
今月は〇〇さんが売り上げトップでしたよ!
そうなんですね、ありがとうございます。
〇〇君おめでとう!!!!!!(トーン上げて)
今月はいつもより多く営業に向かった効果がでたねぇ。(超笑顔)
〇〇君がトップかなぁと思ってたよぉ(大げさに)
いやぁ自分の事のようにすごく嬉しいなぁ(大げさに)
良い模範だすね!
すごく作ってる感じありませんか?
でもポイントを押さえていれば実際はそうでもないんですよ。
私はこのポイントと場所を意識して褒めています。
褒める時の内容については下の記事で解説しています。
皆さんも早速実践してみてください。
私の場合はこれに悪手やハイタッチも入れることがありますがこれは相手を選んでください(笑)
具体的な褒め方を会話形式で解説します
【褒め方にはポイントがある】のタイトル記事では自身の身体を使って「おめでとう」を表現しました。
では今後は褒める時の内容、つまり言葉について解説します。
ここが一番重要ですのでマスターしてください。
※上で使った会話形式の言葉に1行だけ足します※
おめでとう!
今月は〇〇さんが売り上げトップでしたよ!
そうなんですね、ありがとうございます。
〇〇君おめでとう!!!!!!(トーン上げて)
今月はいつもより多く営業に向かった効果がでたねぇ。(超笑顔)
特にAさんのお宅に何度も足を運んだ粘り勝ちが良かったよ!
〇〇君がトップかなぁと思ってたよぉ(大げさに)
いやぁ自分の事のようにすごく嬉しいなぁ(大げさに)
良い模範だすね!
黄色線の「特にAさんのお宅に何度も足を運んだ粘り勝ちが良かったよ!」のように行動の具謡的な部分について褒めています。
適当にとにかく褒めただけではなく、ちゃんと見てくれているという信頼関係も深まります。
一言で良いのです。
何か一つ具体的に例を出して褒めるとより信憑性が増します。
他にも例を出しておきますね。
販促用のチラシが出来たって?
見せてみてください。
(確認中)
うん、良いね!
特にこの「もっと知りたい」というタイトルは何何!?と人を引き付ける効果がありそうですね。
私では考え付かないタイトルです。
〇〇さんにお願いして良かった。
ありがとう!
黄色線で具体的に褒めていますね。
更に赤線では自分では不可能であると相手を持ち上げ、〇〇さんにお願いして正解だったことを伝えます。
これに比べて下の誉め言葉はどう思いますか?
販促用のチラシが出来たって?
見せてみてください。
(確認中)
うん、良いね!
良くできている。
奇麗だね!
やるじゃないか!
なんだか適当に褒めている感じしませんか?
実際にこういう上司多いですけどね。
言葉をあまり気にしない部下だとこれでも良いのですが、褒められ慣れている部下には物足りません。
レベルアップした褒め方を習得しましょう!
まとめ
ここでは褒める事のプラスの効果と褒める場所、表情、そして一番大事な言葉について解説しました。
私が書いた内容は本に書かれているような内容のほんの一部だと思います。
専門家からすればまだまだ足りていないと指摘を受けるはずです。
しかし、例えば10のコツがあるとしてすぐに習得できますか?
すぐに実践できますか?私なら不可能です。
まずは1つ、もしくは2つ習得するだけでも一苦労ですよね?
だからこの短い記事に書かれているポイントだけでも実践してみることをおすすめしたいのです。
ここに書いている内容だけでもマスターすれば周りから頭一つ抜けた人材になります。
そしてこのスキルはどの職場でも活かすことができますので頑張ってみてください。
この記事があなたの人生にとって役に立ち、1つでも悩みを解決する助けとなり、あなたの未来を照らす光になれば幸いです。
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